暇つぶし、ブログについて

私の周囲には、同年代ないしそれ以上で、メールもインターネットも使わないという人はかなりいる。暇になるとついパソコンの前に座ってしまう自分から考えると(来たメールに返事を書いたり、誰かのブログを読んだり、自分でブログを書いたりすると、かなり時間がつぶれる。)メールやインターネッとなしで、どうやって定年後の毎日が日曜日のような退屈な長い一日を過ごすのだろうと思ってしまう。その人たちは、何かしら趣味があったり、運動したり(私の周囲には、週に4日以上テニスをする人、卓球をする人がかなりいる。私のテニスや卓球はそれぞれ週に1度程度)、読書をしたり、テレビを観て過ごしているのかもしれない。

世の中には、面白いブログがたくさんあるようで、ブログランキング(https://blog.with2.net/rank1361-0.html)というのもあるそうだが、私の場合は、あまり人のブログを読むことはしていない。普段読むのは、藤原新也の会員制のサイトと、内田樹のサイト、それに知り合いのいくつかのサイトである。

私の場合は、人のブログを読む時間より、自分で今思ったことをブログに記録を残すことの方の時間の方が長くなっている。つまりインプットよりアウトプットに費やす時間の方が長い。

「先生はなぜブログを書くのですか。暇ですね。そんな時間があったら、もっと研究したらどうですか」と、生意気な(?)教え子から言われたことがあり、それはいまだに気になっている。でも、今更私の齢で研究することもないし(?)、また何かを書いて自分の考えをまとめて、発信するということは、今求められている「主体的・対話的で深い学び」になるのではないかな、とひとり言い訳している。