関東地方は大雨だが、日本教育社会学会67回大会が駒沢大学で開催されている(9月9日〜10日)。
参加者は初日で500人を超えて、学会の勢いを感じる。参加費は一般会員は5500円であるが、439ページの「発表要旨集録」をもらえ、自由に100以上の最新の研究成果の発表を聞けるというのは、決して高い額ではない。大学院生(会員)は4500円だが、学部生は2500円で、聞くことができる。
私は9日だけで20以上の発表を聞いたように思う。一番印象に残ったのは、渡邊雅子名古屋大学教授の、フランスとアメリカでは大学入試で学生に求められる能力が違う(論述問題で、私(Je,I)を使うか使わないかの違いもあるという)という発表(国際的学力調査が意味があるのだろうかと思った)。。
懇親会では、久しぶりに会う友人、知人も多く、旧交を温める。全体では見知らぬ若い人(会員)が多い。昔助手をして学会の事務局の仕事もしていた時は、参加者の8割の人を知っていたが、今回は8割の人の顔ははじめて見るような気がする。