学校や大学の校舎や教室の造りは、児童生徒や学生にどのような影響を与えるのであろうか。そのような学校建築と教育というテーマの研究も、オープンスクールの研究も含めて多くあることであろう。大学でも教室の設備を良くし、図書室や食堂に工夫を凝らすケースが紹介されることが多い。
私が今年も後期1コマだけ授業を担当する敬愛大学では、この4月から9階建ての新校舎が完成し、どのような大学の雰囲気になるのか、どのような授業や学生の活動が営まれるのかが楽しみ。佐倉山王にあった「敬愛短期大学」も稲毛キャンパスに合流し、大学生と短大生が一緒のキャンパスで過ごすことでどのような化学反応が起きるかも楽しみ。
新校舎の1階には、ピアノの置かれた学生ホールができ、その隣には児童書の図書室もできて地域に開放されるという。2階の図書室は木目調の本棚で居心地がよさそう。9階の会議室や屋上のテラスからの眺めは、近くに高い建物がなく展望がよいよう。(その大学紹介のパンフレット;敬愛大学教育後援会会報67の一部を転載しておく)