敬愛大学で担当している「子どもと地域の教育論」という科目は、選択科目で、受講者が2年生、3年生、4年生がそれぞれ3分の1ずついる。テーマに即した内容で学生の発表形式で行っているが、先週(6月28日)の授業内容は「中休み」で、教育実習を終えたばかりの4年生に教育実習の様子を話してもらった。
大学の教室では頼りなげな学生が、教育実習ではひとりの「教師」として、精緻な授業案を作り、さまざまが工夫して、子どもたちに向き合ってきたことがわかる。人は役割を与えられれば、力を発揮するということであろうか。(ボランティアで授業の補助だけの「卵プロ」と教師としての役割が与えられる教育実習では全然違うという指摘も考えさせられた。)
教育実習も地域差があり、30人くらいのクラスでテキパキと授業をすすめなければならないところと、10名前後でのんびりと授業を展開しているところがある。