大学生の一日

大学の授業で、講義形式は受講者に関係なく一方的にしゃべればいいが、演習(ゼミ)となると、受講者の関心ややる気度を見ながら すすめなければならないので、後者の方が苦労する場合が多い。
特に大学1年生の場合、関心も意欲もバラバラで、どちらかというと意欲の低い方に寄ってしまうことも多いので、気を付けなければいけない。

国際学部の1年のゼミも担当しているが、国際学科とこども学科の両方の学生がいて、関心も意欲もかなり違う。
昨日(21日)の1年ゼミは、少し大学生活について考えてもらおうと、いつものネタ(教材)を使った。
つまり、(およそ)30年前の「武蔵太郎君の一日」と(およそ)20年前の「上智Hanakoさんの一日」を読んで参考にし、今の「敬愛太郎君(花子さん)の一日を書いてもらうという方法である。
学生達は、それなりに一生懸命に書いてくれた。昔に比べ大学生の一日はどのように変わったのであろうか?

あまり起伏のある生活は送っていなくて楽しみも薄れているように思う。あまり自由がなく、高校生やサラリーマンと変わらない生活を送っている。時代を反映しているのであろうか。

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