七十にして心の欲する所に従いて矩を踰(こ)えず

<『論語』の中に「子曰(のたま)わく、吾十有五(じゅうゆうご)にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳従(したが)う)、七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず。」とあります。/ 『論語』の口語訳によると、「先生がいわれた。わたしは15歳で学問に志し(志学 しがく)、30になって独立した立場を持ち(而立 じりつ)、40になってあれこれと迷わず(不惑 ふわく)、50になって天命をわきまえ(知名 ちめい)、60になってひとのことばがすなおに聞かれ(耳順 じじゅん)、70になると思うままにふるまって道をはずれないようになった(従心 じゅうしん)。」となっています。>(https://www.uenolog.info/kotoba/01kotoba226.html

上記の文章を読んで、今から二千五百年以上の前の孔子の洞察が今に時代にも通用することに驚いた。同時に現代のそれぞれの年代の心境はどのようなものかと考えた。特に、高齢化社会になり、70代、80代の高齢者はどのような心境で生きているのであろうか?