ペットの値段

昔知り合いの先生から、拾った野良猫がよく病気にかかりその治療費が50万円にもなったと聞かされ、驚いたことがある。今は、それもありだと思う。
最近家の近くのペットショップで、売れ残ったキャバリア犬*が、最初は129900円していたものが今日は3万円に下がり、さびしそうにしていたと、娘から聞かされた。*
今うちにいるキャバリア犬(ソフィー、11歳)も、昔近くのペットショップで売れ残っていて、気の毒で買って(飼って)しまったもので、値段も今売れ残っているものと変わらなかったと思う。
その後、ソフィーは病気もせず、手もかからず、いい「買い物」をしたと思っていたが、ここのところ病気がちで、最近2度の手術と入院で、その費用は、購入価格の10倍近くになった。しかし、ソフィー(ペット)も家族の一員となると、治療費の額は全く問題にならず、手術が成功し、一命を取り止めてよかったと思う。
ペットの命というものは、値段が付けられないものなのだろう。
(* 8月15日にペットショップに行ったら、買い手が見つかったとのこと、よかった)

*キャバリアは、日本で人気がないのが不思議だ。イギリスでは、15世紀のイギリス・チューダー王朝の時代からキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、貴族の愛玩犬として活躍していたという。(http://tsunayoshi.tokyo/c/8844e939bd1f5eb611a0ce3fee722340b00d3161)。
最近始まったNHKドラマ「女王ヴィクトリア」の前回(8月6日)でも、女王ヴィクトリアの傍に侍っていた優雅な犬が、キャバリアである。

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