私は戦後の貧しい時代そして貧しい家に育ち、雨露のしのげる家と空腹が満たされる食事があればそれで十分と感じてきた。育った家では大雨が降ると雨漏りがして金盥でそれを受けていたし、食事は貧しく、肉やハムは高級品でめったに食べられなかったし、家族で外食をしたこともなかった。(戦後の多くの家庭は同じようなものであったかもしれない。近所の同世代の人と話したら、戦後直ぐは、貧しく白米を食べたことがないと言っていた。)
「3っ子の魂百まで」ではないが、その為、「プールのある家に住みたい」とか「高級レストランで食事をしたい」などと思ったことは一度もない。
でも今は、お金をかけなくとも美味しいものは食べたいと思うし、3000円でプールが買えるのであれば、それも悪くないと思う。子どもたち(孫たち)が、この暑い夏、毎日涼んで,楽しむことができるのあればいい(水は節約し、使い終わった水は、庭の植木に撒き無駄にはしない)