趣味はと聞かれ、テニスと答えていた時はあるが、ここ3年間、テニスラケットをほとんど握っていない。テニスはやる場所と、仲間がいないとできない。
武蔵大学の時代はテニス同好会の顧問をしていて、学生のテニス合宿に参加したこともあり、またゼミ合宿ではテニスも定番だった。上智大学の時代は、大学のコミカレのテニスの講座を受講したり、教員のテニスクラブに参加して、よくテニスをやった。上智を辞め、ここ3年間、ほとんどテニスと無縁の生活を送っている。
意図的に機会を作らないとテニスをやることができない。そこで、家の近くのテニススクールに通うことにした。1回目(4月1日)は、マンツーマンの個人レッスンを受けた。そこではコーチと少しラリーをしただけで、悪い癖を見抜かれ、徹底的に矯正された。つまり、踏み出した足に体重を移し、体全体でボールを自然に打つ、体の前で打つ、ということが全然できていなくて、手打ちになっている、という。コーチがボールを後ろから出し、それを追いかけるというような練習で、ボールを体の前で打たざるを得ないようなこともした。よく考えられた練習方法があるものだと感心した。
久しぶりの運動に、短い時間に息が上がり、先が思いやられる。テニスの腕の上達はないと思うが、また、昔の仲間(友人)とテニスのできることを夢見て(今、皆忙しくてそのような機会はない)、テニスの打ち方を忘れないようにしておこう。