新進気鋭の若手研究者 若くして、次々本を出す新進気鋭の若手研究者が、教育社会学の分野にもいる。同志社女子大学准教授の小針誠氏も、その一人であろう。 近著『<お受験>の歴史学』(講談社、2015年10月)を送っていただいた。 その分析視角は、①歴史学的視座、②社会学的視座、③海外との比較視座と幅広い。<お受験>という現象から、日本の教育の現状を鋭く読み解いている。