2016年に初版を、2018年に第2版を発行した『教育の基礎と展開―豊かな教育・保育のつながりを求めて』(高野良子・武内清編著、学文社)の改訂版(第3版)を刊行することができた。大学のテキストで改訂版を出せるというのはうれしい。これは執筆者の方々と編集者のお陰と、これを買って読んでくれた学生諸君のお陰である。
第3版では、最近の社会の変化(デジタル化や多様化等)や子どもや教育の変化(教育・保育関係の法律、答申の改訂等)、データのアップデート等、最新の現状に合わせた改定を行った。 大学短大の教育の基礎科目(教育原理、保育原理等)のテキストだけでなく、教育関係の授業(教育課程論、教職概論、教育行政、教育社会学等)などのテキストとしても使用できる内容にした。一般の教育に関する読み物としても興味をもてる内容にした。巻末には教育関係の法律や答申のQRコードも付けた。
【執筆者】永井聖二、中山幸夫、藤崎春代、丹治恭子、小野まどか、新田 司、*武内 清、浜島幸司、遠藤隆志、*高野良子、松尾知明、夏秋英房、金藤ふゆ子(執筆順、*は編者)/【コラム執筆】明石要一、加藤幸次、實川慎子、白川優治、岡田直美、木村治生、広瀬由紀、伊藤静香、高野だいわ