柳田国男研究で有名な谷川彰英先生(筑波大学名誉教授・元副学長)より、ご著書『千葉の地名の由来を歩く』(ベスト新書、2016年10月)を、サイン入りでいただいた。
先生の「地名の由来を歩く」シリーズの6冊目のご著書で、その精力的な執筆活動に敬服させられる。
私は半年前、偶然御宿駅で谷川先生にお会いし少し町をご案内しただけだが、御宿についてもその名前の由来はじめ、興味深い記述がみられる。
私は千葉に生まれ育ちながらも、千葉は東京に隣接するだけで、たいした歴史も文化もない県と思っていたが、このような歴史の深さや面白さのあるところと、谷川先生のご著書から多くのことを教えていただいた。また、千葉県が古くから全国の各地(特に徳島県や紀州)とも密接につながっていたというのも興味深い。
千葉県人はこの本を読むと、千葉県に住んでいることに誇りを持てるかもしれない、と感じた。