「資質・能力」について

文部科学省が最近の「学習指導要領」等でよく使う「資質・能力」という言葉がよく理解できない。「資質」と「能力」は全く違う言葉である。つまり、「資質」は、その人が生まれつき備えている性質や才能のことであり、「能力」は、環境や教育などによって、その人の中に形成される物事を成し遂げる性質のことである。つまり先天的なものと後天的なものという違いがある。文科省は「資質・能力」が大切ということで、先天的なものと後天的なものの両方(やそのコラボ)が必要ということ強調するのかと思うとそうではない。「資質・能力」は、「知識及び技能」と「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」の3つから構成されているという説明をする。これでは「資質・能力」という言葉との関連が全く理解できない。特に先天的な「資質」をどのように考え、どのように扱うのかが全く説明されていない。これは、OECDの「コンピテンシー」の翻訳なのかと思い、生成AIに聞いてみた。下記のような回答が返ってきた。関連があるようなないような、曖昧の回答であった。

質問ー文部科学省のいう「資質・能力」に関して、説明してください。これはOECDの「コンピテンシー」と関係がありますか。 

チャトGPTの解答

文部科学省がいう「資質・能力」の概念は、OECDの「コンピテンシー(competencies)」と関連がありますが、完全に同じものではありません。文部科学省の定義は、日本の教育制度や文化に合わせた形で展開されており、OECDの考え方を参考にしながらも独自の視点を取り入れています。/資質・能力の定義;文部科学省の「資質・能力」は、主に以下の3つの観点に分けられます:①知識及び技能:基礎的な知識や技術の理解と活用力。②思考力・判断力・表現力:情報や知識を活用し、自ら考え、適切に判断し、それを表現する力。③学びに向かう力・人間性:主体的に学び続ける姿勢や、他者と協力し合う人間関係を築く力。/OECDのコンピテンシーとの関係―OECDの「コンピテンシー」は、PISA(Programme for International Student Assessment)などで強調されており、特に知識を活用する能力や問題解決能力が重視されています。OECDの定義によれば、コンピテンシーは単なる知識の習得にとどまらず、さまざまな状況において知識を効果的に活用する能力を指します。これには以下のような要素が含まれます:①認知的スキル(考える力、問題解決力)②社会的・感情的スキル(他者との協力、コミュニケーション能力)③自己管理能力(自己を律する力)文部科学省がいう「資質・能力」の概念は、OECDの「コンピテンシー(competencies)」と関連がありますが、完全に同じものではありません。文部科学省の定義は、日本の教育制度や文化に合わせた形で展開されており、OECDの考え方を参考にしながらも独自の視点を取り入れています。/資質・能力の定義;文部科学省の「資質・能力」は、主に以下の3つの観点に分けられます:①知識及び技能:基礎的な知識や技術の理解と活用力。②思考力・判断力・表現力:情報や知識を活用し、自ら考え、適切に判断し、それを表現する力。③学びに向かう力・人間性:主体的に学び続ける姿勢や、他者と協力し合う人間関係を築く力。/OECDのコンピテンシーとの関係―OECDの「コンピテンシー」は、PISA(Programme for International Student Assessment)などで強調されており、特に知識を活用する能力や問題解決能力が重視されています。OECDの定義によれば、コンピテンシーは単なる知識の習得にとどまらず、さまざまな状況において知識を効果的に活用する能力を指します。これには以下のような要素が含まれます:①認知的スキル(考える力、問題解決力)②社会的・感情的スキル(他者との協力、コミュニケーション能力)③自己管理能力(自己を律する力)/共通点:両者とも、知識の習得だけでなく、それをどう活用するかに重点を置いています。また、21世紀の複雑な社会に対応するため、単なる暗記や技術に留まらない広い能力を求めています。違い:文部科学省の「資質・能力」には、日本の教育に特有の価値観や文化的背景が反映されており、特に「人間性」や「学びに向かう力」など、人格形成や態度の部分が強調されています。これに対して、OECDの「コンピテンシー」は、よりグローバルな視点から定義され、国際的な基準に沿って、実際のパフォーマンスやスキルに焦点が当たっています。このように、文部科学省の「資質・能力」はOECDのコンピテンシーの影響を受けつつも、日本の教育の目標や文化に適合した形で展開されています。

Bing チャトの回答

文部科学省が提唱する「資質・能力」という概念は、OECDの「コンピテンシー」と非常に関連しています。文部科学省は、教育の目標として「資質・能力」を育成することを掲げており、これはOECDが提唱する「キー・コンピテンシー」と多くの共通点があります。/具体的には、文部科学省の「資質・能力」は以下の3つの柱で構成されています.①知識・技能:基礎的な知識や技能の習得。②思考力・判断力・表現力:問題解決や意思決定、創造的な思考を行う力。③学びに向かう力・人間性:主体的に学び続ける力や他者と協働する力。/一方、OECDの「キー・コンピテンシー」は、以下の3つのカテゴリーに分類されます:①インタラクティブな道具の使用:言語、シンボル、テクノロジーの効果的な使用。②異質なグループでの交流:他者と協力し、共に働く能力。③自律的な行動:個人としての責任を持ち、自己管理する能力。/このように、両者は教育の目標として求められる能力に多くの共通点があり、文部科学省の「資質・能力」はOECDの「コンピテンシー」の概念を取り入れていると言えます。