毎月1日に辻秀行氏より送られてくる「風の便り」83号は、9月も1日に封書で郵便受けに入っていた。いつもはその便りの綺麗な写真を見ながら、直ぐ自宅の印刷機でスキャンしてPCに取り込みブログに掲載させてもらうのだが、数日前から印刷機に不具合が生じ、スキャンもブログ掲載も出来なくなっている。今月は、魚の話題で、ホッケ,サワラ、カンパチの写真とその魚の特徴が丁寧に紹介されている。
辻氏の風の便りでは、さまざまな昆虫から始まって、いろいろな花、そして飛行機まで、写真入りで詳細な説明がされてきた。今回は魚にまで及んでいる。どうして辻氏はこのように興味が広く博学なのだろうと考えた。辻氏は中学校で理科の教科を教えていたというようなことを昔聞いた記憶がかすかにある。そのせいかもしれない。私には、そのような経験がない。
(私は高校で倫理社会を半年ほど教えたことはあるが、それが現在の興味に繋がっているとは思えない。そこは東京の私学の御三家の一つの高校だったので、卒業後偉くなった人も多いであろう。1つのクラスに大江健三郎並みの小説を書く生徒がいたが、彼はその後どのような人生を歩んだのであろうか。そんなことを考えることはある)。